
パナマ ゲイシャのはじまり
ゲイシャとはコーヒー発祥の地であるエチオピアにある村の名前が由来です。1970年~80年ごろ、中南米ではさび病という植物にかかる病気が大流行し、コーヒーが収穫できなくなるという大事件がありました。そのため、パナマのコーヒー農園は病気に強いゲイシャ種をエチオピアから輸入したのがパナマ ゲイシャのはじまりです。現在、ゲイシャはあらゆる産地で栽培されていますが、パナマ産のゲイシャ種が特に注目される出来事がありました。2004年、国際オークション「ベスト オブ パナマ」で、エスメラルダ農園が出品した「ゲイシャ種」のロットがポンドあたり21$という当時の最高落札価格を記録したのです。その後も、いくつかの農園がゲイシャ種の栽培に着手し、国際オークションで入賞するようになりました。