ベストオブイエメン 2022 #3 アルカワコミュニティー XI アルケミープロセス【Sグレード】

生産国：サナア
地域：サナア ハイマ・ハリジャ地区 アルカワ
農園：アルカワ
農園主：アルカワコミュニティー XI
標高：2,300m
品種：イエメニア
精製処理：アルケミープロセス

【カッピングプロファイル】
ブランデー、ハイカカオチョコレート、シナモン、ラムレーズン、レッドグレープ、コンプレックス
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15世紀には既にコーヒー豆を飲料として栽培していた記録を持つ、イエメン。
国内オークション「ベストオブイエメン」には、その長い歴史を感じさせる魅惑のコーヒーが立ち並びます。
今回はその中から、2022年に見事3位に入賞したアルカワコミュニティーのトップスペシャルティロットをご用意しました。

イエメンの今までにない個性的な味わいの秘密は、その品種に隠されています。
エチオピアからイエメンへコーヒーが渡った1500年頃からおおよそ500年後の2020年、長い期間独自の進化を遂げていた新たな品種「イエメニア種」が発見されました。
全く新しい母体品種として発見されたイエメニア種。ティピカ種やブルボン種などの母体品種が、カツーラ種やカトゥアイ種と枝分かれし変化していったように、今後更なる研究によってかなりの数の新たな品種がこのイエメニア種より発見されると考えられています。2022年のベストオブイエメンでも、入賞ロットのほとんどがこのイエメニア種で占められていました。

今回のロットで使用されている「アルケミープロセス」はイエメンの研究機関Qimaが1,300回に渡る試行錯誤の末完成させた独自の発酵プロセスです。その発酵工程の中では、温度、時間、酸素量、そして圧力に至るまでが細かく管理され、その後25日間と長期に渡る乾燥工程を経てコンプレックスで個性的な味わいに仕上げています。